当塾では、小学6年生の冬期講習会より、中学校の学習内容を先取りする指導を進めており、3学期からは英語・数学・国語・理科・社会の5科目を学習できる環境を整えております。(国語・理科・社会は1日で各40分ずつとなります。)
各科目、小学生から中学生へスムーズに移行できるよう段階的に中学生の学習スタイルに変化し対応できる技能を養ってもらう指導を進めております。また、今年の新年度(2021年度)に関しては、大幅な教科書改訂が行われることにより、各教科書が内容も質も高まっております。特に英語に関しては、小学生である程度基礎的な英語を理解していることが前提で、中学生の授業が始まることを想定した教科書構成になっているため、小学生の頃に英語を体系的に学習できていない生徒にとっては、最初の段階で大きな負担になることが予想できます。ストレートな言い回しをするのであれば、英語嫌いの生徒が激増すると予想されます。
このような変革期において、当塾の小学6年生(新中学1年生)は、科目ごとに以下のような学習を現在進めております。
■英語
英語は八木中の新教育課程に合わせた、新しい教科書に掲載されている単語や本文を学習しております。新しい教科書では、今まで以上に、最初に覚えなければならない英語表現や単語が増えます。class room English (教室で使う英語の短文)だけでも、旧教科書12表現→新教科書32表現に激増します。また、小学生で学習した単語等については新出単語という扱いにはならず、既に覚えている事を前提に作られた教科書となっておりますが、現実としてはまだまだ自信のない方がほとんどであり、中学生になってからこれらを一から覚えていくのは負担が大きいと思われます。当塾では、教科書掲載の必要単語は今のうちから読んで書けるようになる準備を進めております。(英語は学習開始が人によって異なるので、個々人のペースに合わせた指導を行っております。今、学習を開始されておきますと、春期講習会には先に学習を進めているクラス(先行クラス)での授業に参加できます。
■数学
正負の数の序盤(正負の数とは?加法・減法・乗法など)の学習を進めております。小学生の算数と、中学生の数学の大きな違いは、計算のパターンを暗記して繰り返して覚える事から、理論や公式を理解して、論理的に考える思考に切り替わることです。内容的には難しくない単元ではありますが、計算ができることに意味を持たせるのではなく、なぜそのように導くことができたのか説明してもらう練習を通じて、今の余裕のある時期に論理的思考力を磨くことを主眼とした指導をしております。数学に関しましても、英語と同様に現段階でご参加いただいた方は、先行クラスでの授業に参加できます。
■国語・理科・社会
国語も、英語と同様に教科書の本文が刷新されるので、新しい教科書に掲載の本文の読解演習と解説、漢字の習得などの学習を進めております。
社会は都道府県、地形、国を覚えることから初めております。八木中の1学期中間テストでは、覚える事の多さに面食らってしまい社会嫌いになる生徒が多いことから、早めに覚える作業は済ませてもらい、地理学習の負担を軽減することを考えて指導しております。
理科は顕微鏡の使い方や微生物の名称など、小学生ではあまり扱わなかった内容であり、かつ1学期中間テストの範囲を進めております。
国語・理科・社会の3科目は1学期中間テストのテスト学習の負担を軽減することを目的としております。
塾に入るのは4月からでよい、とお考えの方も多いと思いますが、3学期の早い段階から先取り学習されている方と、4月以降の入塾の方では、生徒様が直面する負担の大きさも異なりますし、もちろん結果も異なります。ご自身で努力されて挽回される方もいらっしゃいますが、八木中の忙しい部活も始まり、部活・勉強の両立に悩まれる方が多いです。
これをきっかけに、小学6年生(新中学1年生)の方はぜひ早めのご入塾をご検討ください。
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